お知らせ・開発進捗

研究開発の進行状況と公開候補サイトの更新記録

本ページでは、東洋医学臨床推論支援システムに関する公開候補サイトの更新、研究資料の整備状況、古典文献アーカイブの進捗を記録します。本プロジェクトは、医療判断を代替するものではなく、古典文献と臨床推論を比較・参照するための研究開発プロジェクトです。

更新履歴

2026年9月23日

MLMN L6「六経病症」の再構築を進めています

MLMN理論のL6「六経病症(六経・病勢局面)」を、より精密に定義し直すための文献研究を進めています。L6は、太陽・陽明・少陽・太陰・少陰・厥陰を経絡名へ単純に置き換える層ではなく、現在の病勢局面、その移行・併存・例外を、脈・腹・舌・症状・経過などの観察情報から検討する研究層です。

これまでにいただいたご批判・ご指摘へ印象論で答えるのではなく、原典と比較史に基づいて応答するため、現在、中国・日本双方の『傷寒雑病論』(『傷寒論』『金匱要略』)関係文献を、一書ずつ精読・照合しています。現物取得済みの41作品を対象に、六経の定義、経絡・臓腑・病位・病勢との関係、診察から治法へ進む判断手順、合病・併病・壊病・誤治・反証を比較します。

最終的には、宇津木昆台『医学警悟』が先行説をどのように継承・変更・統合したのかを検証し、L6へ採用できる判断規則と、採用を保留すべき仮説を分けます。41作品の現物取得は完了していますが、全作品の精読・原画像校訂・論文化が完了したわけではありません。検証を終えた成果から、根拠と限界を明記して順次公開します。

2026年8月15日

MLMNの五つの中核入力を明示しました

9層へ情報を配置する前段として、腹診、背部兪穴診察(背候診)、舌診、脈診、問診を五つの中核入力として整理しました。さらに、発症から現在までの時間経過と治療後反応を継続入力として加えています。原観察と候補解釈を分け、五つの診察を各層へ一対一で固定せず、一致・不一致・判断不能を残す設計です。詳しくは MLMN理論「何を診察し、何を記録するのか」 をご覧ください。

2026年8月10日

MLMNを現行9層へ構造改訂しました

旧構造で独立して置いていた「相火」を層から外し、環境を現行L8、時間相を現行L9へ位置づけました。相火を捨てたのではなく、先天・病因・臓腑・気血津液・三焦・時間相など複数層を結ぶ典拠付き病機概念として保持します。独立層に必要な固有の原観察と境界を確保できず、他層の情報と重複していたため、9層への再編が必要と判断しました。理論ページ、層図、症例、スターターガイド、関連研究ページの表記を改訂しています。

2026年7月7日

サイト全体の視認性を高め、公式SNS導線を追加しました

Wisdom Terra全体の文字色、背景色、見出し、カード、フッターを見直し、古典医学研究サイトとしての重厚感と読みやすさを強めました。あわせて、公式のX、note、Instagram、Facebookへのリンクをヘッダー、本文末、フッターに配置し、長文解説、短い研究メモ、古典画像や鍼灸関連の発信へ移動しやすい構成にしました。

2026年7月6日

難経デジタル注解 無料版とMLMN深層論考 無料版入口を公開しました

難経デジタル注解 に、総論・八十一難マップ・第一難・第十五難・第六十九難の全文見本を読める無料入口を整えました。あわせて、旧構造を前提とした MLMN深層論考 無料版入口 を公開しました。現在は2026年8月の現行9層化に合わせて本文を改稿しています。古典本文を読む入口と、臨床推論理論の無料版を読む入口を、読者が行き来できる構成です。

2026年7月3日

医学警悟24頁無料ビュアーの画像表示を修正しました

医学警悟24頁無料ビュアー において、一部環境で原画像が表示されない状態を確認したため、公開用フォルダへの画像配置を修正しました。現在は序・跋・緯篇冒頭24頁の原画像、OCR、書き下し文、現代語訳を通常どおり確認できます。表示が古い場合は、ブラウザの再読み込みをお試しください。

2026年6月23日

医学警悟の24頁無料ビュアーと本文入口を公開しました

宇津木昆台『医学警悟』について、序・跋・緯篇冒頭24頁を原画像・OCR・書き下し文・現代語訳で確認できる 24頁無料ビュアー を公開しました。あわせて、検索エンジンが本文を読める静的HTMLの入口として、序の書き下し・現代語訳 と 宿・因・本・病 のページを公開しています。本文は研究公開用のドラフトであり、原本照合と専門的検証を継続します。

2026年6月10日

Wisdom Terra公式HP Phase 0第一便を公開しました

東洋医学の古典研究と臨床推論支援に取り組む Wisdom Terra の公式サイトを、Phase 0 第一便として公開しました(正式URL:https://wisdomterra.com)。本サイトは、AI東洋医学臨床推論支援システムの公開基盤であり、MLMN理論(Multi-Layered Meta-Network Theory/多層階層ネットワーク理論)を研究仮説として紹介しています。『医学警悟』のデジタルビュアーは現在、序・跋・緯篇冒頭24頁を無料公開しており、全306頁版は会員向け公開準備中です。お問い合わせは contact@wisdomterra.com にて受け付けています。本サイトは医療上の診断・治療・処方や個別の臨床判断を目的とするものではありません。

2026年6月1日

論文・研究ページを整備しました

MLMN理論と日本漢方における腹診体系化をめぐる研究の位置づけ、投稿状況、今後の再構成方針を整理しました。学術論文の本文全文は、投稿原稿として整備中のため、本サイトでは現時点で公開していません。

2026年6月1日

お知らせ・開発進捗欄の追加準備を行いました

本プロジェクトの更新状況を読者に分かりやすく伝えるため、トップページに最新のお知らせ欄を追加し、詳細な更新履歴を本ページに整理する構成を採用しました。

2026年5月29日

医学警悟アーカイブの確認環境を整備しています

医学警悟に関する原文・書き下し・現代語訳を区別し、未検証資料を確定情報として表示しないための確認環境を整備しています。公開範囲は、確認状況と安全性を踏まえて段階的に判断します。

2026年5月28日

公開候補サイト全体の構成を整理しました

東洋医学の成立意義、MLMN理論、中国医学・TCM・日本漢方の区別、医学警悟、腹診、鍼灸古典OCR、論文・研究に関するページ構成を整理しました。

本ページの内容は、研究開発の進展に応じて更新されます。掲載内容は診断・処方・治療効果を保証するものではなく、臨床推論と文献参照のための研究情報として整理しています。詳細は Safety & Disclaimer をご参照ください。

更新はSNS・noteでも発信しています

長文解説はnote、短い研究メモはX、古典画像や鍼灸の雰囲気はInstagramで補足します。